移民・難民・援助の政治学

オーストラリアと国際社会

移民・難民・援助の政治学
著者 竹田 いさみ
ジャンル 政治
シリーズ オンデマンド書籍
出版年月 2013年6月
ISBN 978-4-326-98093-2
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 5,060円(税込)
在庫 オンデマンド制作

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90年代の政策課題――外国人受け入れ政策とODA政策の政治性を分析。国際協力の諸問題と意味を考える。(1991年12月12日第1版第1刷発行)

序章
  一 政策課題としての移民・難民・援助問題
  二 事例研究としてのオーストラリア
  三 問題の限定と構成

Ⅰ 移民
 第一章 移民政策の変容とアジア系移民
    一 はじめに
    二 白豪主義撤廃への外圧
    三 二つのイデオロギー
    四 多文化社会とアジア系人口の実像
    五 移民政策とメカニズム
    六 移民論争
    七 むすび ―限りない「アジア化」

Ⅱ 難民
  第二章 難民政策の形成とインドシナ難民問題
    一 はじめに
    二 難民受け入れの歴史と論理 ―開発移民系難民と純枠難民
    三 アジア系難民の受け入れ前史 ―ウガンダと東チモール
    四 インドシナ難民の発生
    五 難民政策の形成と展開 ―「難民の政治性」
    六 むすび ―多文化主義のシンボル

Ⅲ 援助
  第三章 援助政策の変容とアジア太平洋地域
    一 はじめに
    二 冷戦下の東南アジア政策
    三 「ポスト・ベトナム」の東南アジア関係
    四 開発援助の特色と実績
    五 七〇年代の第三世界観とODA政策
    六 八〇年代の第三世界観とODA政策
    七 むすび ―「援助小国」の選択

  第四章 リージョナリズム
   ―地域協力政策と南太平洋
    一 はじめに
    二 南太平洋関与の特色
    三 利益圏としての南太平洋
    四 新たな地域政策の確立へ向けて
    五 政策変化の背景要因
    六 むすび ―新たな開発責任を求めて

  第五章 植民地関係からの脱却〈研究ノート〉
   ―パプア・ニューギニア関係の再構築
    一 はじめに
    二 協力関係の枠組み・制度化
    三 特殊なODAの背景要因
    四 PNG援助論の系譜
    五 援助改革論の基底要因
    六 むすび ―従属関係を超えて

付論一 「ポスト冷戦」下の日本とオセアニア
付論二 アジア系移民論争と「日本問題」
付論三 垂直移動型難民の発生と日本外交の選択

〔註〕
あとがき
文献目録
索引(人名・事項)

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