女性解放という思想

女性解放という思想
著者 江原 由美子
ジャンル 社会・女性
シリーズ オンデマンド書籍
出版年月 2013年2月
ISBN 978-4-326-98072-7
判型・ページ数 4-6・238ページ
定価 3,410円(税込)
在庫 オンデマンド制作

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イリイチ、エコロジカル・フェミニズムなど、最近の女性解放論にひそむ問題点の解明を中心にして、〈女性解放とはなにか〉を根源的に問い直す。(1985年12月20日第1版第1刷発行)

はじめに

I

女性解放論の現在
 1 序――「セカンド・ステージ」
 2 「家庭の重要性」と「男女の分業」
 3 女性原理と男性原理
 4 イリイチのヴァナキュラー・ジェンダー論批判
 5 エコロジカル・フェミニズムの方向性
 6 女性解放論における近代主義と反近代主義

「差別の論理」とその批判――「差異」は「差別」の根拠ではない
 1 「女性問題」と「性差別」
 2 「差別」とは?
 3 「差異」と「差別」
 4 「排除」としての「差別」
 5 「性差別」の次元

II

リブ運動の軌跡
 1 はじめに
 2 70年代リブ運動小史
 3 「文体」の解りにくさ
 4 女にとって産むこと産まぬこと
 5 「個人的体験の政治化」の矛盾
 6 近代主義批判の陥穽

ウーマンリブとは何だったのか
 1 誤まったリブ運動観
 2 母幻想を超えて
 3 〈性の解放〉とは何か
 4 自分のことばで語る

III

からかいの政治学
 1 はじめに
 2 からかいの構造
 3 からかいの機能
 4 からかいの呪縛
 5 からかいの政治学

「おしん」
 1 はじめに
 2 テレビに特異な女性像
 3 消費の記号扱いの女性
 4 貧しさも憧れの対象に
 5 テレビに求める現実感
 6 幸福を自覚せよと迫る

孤独な「舞台」――現代女性とインテリア
 1 住まいへの関心
 2 女性のいる空間
 3 家族の変化と私的空間

あとがき
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