政治の生理学
必要悪のアートと論理
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政治学以外の諸領域で「政治的なもの」への関心が高まっている。「アイデンティティの政治」「差異の政治」「言説の政治」などがその代表例であろう。「政治」や「政治学」の定義自体が、現在も常に揺れ動き、論議の対象となっているのである。 プラトン、ホッブズ、オークショット、ジュヴネルらを手がかりに本書が探るのも、あるひとつの「政治学」の定義可能性である。政治固有の論理にしたがい、哲学や道徳あるいは宗教の手を借りずに政治を記述し、嘘も悪も、正義も善も存在する(世界)のすがたを語る「政治学」、はありうるだろうか。(2000年3月30日第1版第1刷発行)
目次
生理学としての政治学
思慮の政治
説得の政治
哲学の「切り上げ時」
政治における「高貴な嘘
政治家であるということ
デモクラシーか政治か
代表の政治学
帰属・個人性・偶然性
政治へのCredo
参考文献
人名索引/事項索引
生理学としての政治学
思慮の政治
説得の政治
哲学の「切り上げ時」
政治における「高貴な嘘
政治家であるということ
デモクラシーか政治か
代表の政治学
帰属・個人性・偶然性
政治へのCredo
参考文献
人名索引/事項索引