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知覚の哲学入門

知覚の哲学入門

よみがえる知覚の哲学! 近年、再び脚光を浴びる知覚の哲学の全体像を、大胆かつ明快な見取り図でもって描く。知覚の哲学の現在。

著者、編者、訳者など ウィリアム・フィッシュ
山田 圭一 監訳
源河 亨
國領 佳樹
新川 拓哉
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-10236-5
出版年月 2014年8月
判型・ページ数 A5判・280ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

われわれは感覚器官を通じて、世界を知覚している。この知覚についての哲学が心の哲学や分析形而上学、認識論、認知科学の成果を踏まえることで、あらためて注目を集めている。大陸ヨーロッパの現象学とも交流しつつ、大きな成果をあげつつある知覚の哲学の議論状況を、丁寧かつわかりやすく説明する。本邦初の入門書、遂に刊行!

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目次

第1章 序論 鍵となる三つの原理 
  あらまし
  1.1 鍵となる三つの原理
  結論
  問題・注

第2章 センスデータ説
  あらまし
  2.1 現象原理と誤りを招くような経験
  2.2 センスデータと共通要素原理
  2.3 時間差論法 
  2.4 センスデータ説の定式化
  2.5 センスデータ説と二つの帽子
  2.6 センスデータ説と表象原理
  2.7 センサリーコア説
  2.8 パーセプト説
  2.9 センサリーコア説、パーセプト説、二つの帽子
  2.10 心的対象についての形而上学的反論
  問題・読書案内・注

第3章 副詞説
  あらまし
  3.1 副詞説
  3.2 副詞説と形而上学
  3.3 複数性質問題
  3.4 両立不可能な性質に基づく反論
  3.5 副詞説と二つの帽
  問題・読書案内・注

第4章 信念獲得説
  あらまし
  4.1 信念の獲得としての知覚
  4.2 信念獲得説と二つの帽子
  4.3 信念獲得なしの知覚
  4.4 知覚、信念、概念能力
  4.5 新しい概念の獲得
  4.6 盲視
  問題・読書案内・注

第5章 志向説
  あらまし
  5.1 さまざまな志向説
  5.2 知覚内容の理論
  5.3 どのようにして経験は内容を獲得するのか
  5.4 表象説と二つの帽子
  問題・読書案内・注

第6章 選言説
  あらまし
  6.1 因果論法
  6.2 認識論的選言説
  6.3 形而上学的選言説
  6.4 内容選言説
  6.5 現象学的選言説
  6.6 素朴実在論
  6.7 幻覚の選言説
  6.8 選言説と錯覚
  6.9 選言説と二つの帽子
  問題・読書案内・注

第7章 知覚と因果
  あらまし
  7.1 知覚の因果説
  問題・読書案内・注

第8章 知覚と心の科学
  あらまし
  8.1 理論的パラダイムと基礎的な想定
  8.2 考慮すべき重要な現象
  8.3 知覚、認知、現象的なもの
  8.4 色覚と色の実在論
  問題・読書案内・注

第9章 知覚と視覚以外の感覚モダリティ
  あらまし
  9.1 感覚の個別化
  9.2 触覚、聴覚、味覚、嗅覚
  9.3 それぞれの感覚はどれくらい分かれているのか
  問題・読書案内・注

  訳者あとがき
  文献一覧
  人名索引
  事項索引

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