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父が息子に語るマクロ経済学

父が息子に語るマクロ経済学

「マクロ経済学を学ぶことが、人生に必要な知的訓練になる」マクロ経済学を勉強しようというすべての社会人・学生に届ける。

著者、編者、訳者など 齊藤 誠
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50400-8
出版年月 2014年8月
判型・ページ数 A5判・368ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

著者の思い:第1に、大学で勉強することの大切さを具体例をもって語る。第2に、大学で学ぶには「一を聞いて十を知る」ような賢さではなくて「一を聞いて十繰り返す」ような根気が必要。第3に、歴史の中で現代の経済社会を見つめる癖をつけてほしいという願い。第4に、未来に向かってどのような可能性が私たちの社会に開かれているのかを見つめてほしいという思い。

正誤表(PDF)

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目次

はじめに:対話の試み

プロローグ:高校までの勉強って役に立つんだ!

準備編

第1講 「過去,現在,未来の時間のレール」を走りぬけていく経済というイメージ
【講義の前に】
 1 マクロ経済って何?
 2 ストックとフロー
 3 時間を通じた変化を数式で表してみよう
 4 対数で変化率を表してみよう
 5 ネイピア数と利子率のただならぬ関係
【講義の後で】

データ編

第2講 GDPって何なの?(所得から見たGDP)
【講義の前に】
 1 GDPとは?
 2 「生産=所得」なの?
 3 「生産=所得」までの長い,長い道のり
 4 2011年の国民純所得
 5 ストック変数・フロー変数再訪
 6 固定資本の物理的な評価と経済的な評価
【講義の後で】

第3講 GDPって何なの?(支出から見たGDP)
【講義の前に】
1 「生産=支出」に向かって
2 人生いろいろ♪♪ 支出いろいろ♪♪
3 時間の流れを無視してモデルを作ってみると
【講義の後で】

第4講 物価の物語(「生産=所得」の再検討)
【講義の前に】
 1 再び「生産=所得」について
 2 デフレーターと物価指数
 3 外国との交易があると
 4 GDPデフレーターの意味するところ
 5 データを見てみよう:デフレ感覚とは?
【講義の後で】

モデル編

第5講 消費と設備投資の微妙なバランス(消費を支える生産という考え方)
【講義の前に】
 1 万能財の世界
 2 生産関数とは?
 3 NDPが意味するもの
 4 運用資産としての万能財
【講義の合間に】
 5 消費と設備投資の微妙なバランス
【講義の後で】

第6講 金融市場の物語(その1):金利と株価
【講義の前に】
 1 金融市場とは?
 2 金利の物語
【講義の合間に】
 3 株価の物語
【講義の後で】

第7講 金融市場の物語(その2):外国為替レートと物価
【講義の前に】
 1 外国為替レートの物語
【講義の合間に】
 2 物価の物語
【講義の後で】

政策編

第8講 「現在⇒未来」の経済モデルで政策課題を考える
【講義の前に】
 1 自然失業率とは?:簡単な労働市場モデル
【講義の合間に】 
 2 資本蓄積の質とは?:簡単な資本蓄積モデル
【講義の合間に】
 3 国債は返済できるのか?:簡単な財政モデル
【講義の後で】

第9講 これまでの経済成長,これからの経済成長
【講義の前に】
 1 成長会計という重宝な道具
 2 日本経済の成長会計
 3 解明! マジックナンバーα=0.4
【講義の後で】

第10講 厳しい国際環境にある日本経済:21世紀の試練
【講義の前に】
 1 円相場と原油価格の動向
 2 交易条件の動向
 3 交易利得・損失の規模:21世紀の特異性
 4 まとめてみると
【講義の後で】

エピローグ:かならず,人生の知的訓練になる!
おわりに:手作業の楽しみ
索引

著者紹介
1960年名古屋市生まれ。京都大学経済学部卒業。マサチューセッツ工科大学大学院経済学部博士課程修了(Ph.D.)。住友信託銀行,ブリティッシュ・コロンビア大学経済学部助教授などを経て,現在,一橋大学大学院経済学研究科教授。専攻:マクロ経済学,ファイナンス理論。主要業績:『金融技術の考え方・使い方:リスクと流動性の経済学』(有斐閣,2000年,第44回日経・経済図書文化賞受賞),『新しいマクロ経済学』(有斐閣,1996年,2006年新版),『成長信仰の桎梏:消費重視のマクロ経済学』(勁草書房,2006年),『資産価格とマクロ経済』(日本経済新聞出版社,2007年,第48回エコノミスト賞受賞),『NLASマクロ経済学』(有斐閣,共著,2010年),『原発危機の経済学』(日本評論社,2011年,第33回石橋湛山賞受賞)ほか。2007年度日本経済学会・石川賞,2010年度全国銀行学術研究振興財団・財団賞を受賞。2014年春紫緩褒章受章。

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