モンテッソーリ教育思想の形成過程
「知的生命」の援助をめぐって
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幼児教育の分野で世界的に著名で、今も影響力をもつマリア・モンテッソーリ。だが、業績への実践的な関心による取組みが多く、教育思想の形成過程の解明は未だしの状況である。19~20世紀のイタリアの社会的背景(地域、階層、性の差などの知的・制度的実態等)と、影響を与えた学問・思想との関連(イタール、セガンの生理学/障害児治療教育、ロンブローゾらの人類学、女性解放思想の広がり等)を探る中で、彼女の「知的生命」の援助という理念の形成過程を明らかにし、「子どもの家」の実践で深められた思想と方法の特質を示す。(2003年4月20日第1版第1刷発行)
はしがき
序論 モンテッソーリ研究の現状と本研究の課題
第一章 一九世紀イタリアにおける知的教育の問題
第一節 教育制度と子どもの実態
第二節 学校教育における知的教育の実態
第二章 モンテッソーリ教育思想の基礎
第一節 医学研究と知的障害児治療教育研究
第二節 人類学と科学的教育学
第三節 女性解放思想と社会主義思想の広がり
第四節 「子どもの家」の誕生と普及
第三章 「生命の援助」と知的教育
第一節 観察の独自性と「子どもの発見」
第二節 自発的活動と知的教育
第三節 活動と社会性の形成
終 章
あとがき
参考文献
人名索引
事項索引
序論 モンテッソーリ研究の現状と本研究の課題
第一章 一九世紀イタリアにおける知的教育の問題
第一節 教育制度と子どもの実態
第二節 学校教育における知的教育の実態
第二章 モンテッソーリ教育思想の基礎
第一節 医学研究と知的障害児治療教育研究
第二節 人類学と科学的教育学
第三節 女性解放思想と社会主義思想の広がり
第四節 「子どもの家」の誕生と普及
第三章 「生命の援助」と知的教育
第一節 観察の独自性と「子どもの発見」
第二節 自発的活動と知的教育
第三節 活動と社会性の形成
終 章
あとがき
参考文献
人名索引
事項索引