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テキスト 臨床死生学

日常生活における「生と死」の向き合い方

テキスト 臨床死生学

病気や事故などで突然放り込まれた現場で死生の判断を求められたとき、どう考える? 死生の当事者としての市民のためのテキスト。

著者、編者、訳者など 臨床死生学テキスト編集委員会 編著
ジャンル 福祉・医療
ISBN 978-4-326-70083-7
出版年月 2014年6月
判型・ページ数 B5判・208ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書は、死生の主体・当事者としての市民、死生を支える立場としての市民のため、日常生活における「生と死」へ向き合う手引きとして企画されたテキストである。死生をめぐる思索の根拠として論文や症例・事例を挙げつつ、多様な知識や概念を体系的に整理して提示し、自ら考えることができるようになるための道筋を具体的に示す。

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目次

『テキスト 臨床死生学』発刊にあたって[飯森眞喜雄]
臨床死生学を学ぶ方々へ[大西秀樹]
本書の構成と内容について[小野充一]

第1部 臨床死生学とは?

第1章 臨床死生学の基盤[山崎浩司]
 第1節 はじめに
 第2節 死生学と臨床死生学の定義
 第3節 臨床死生学への関心と学としての輪郭
 第4節 「臨床」の地平を広げる臨床死生学

第2章 臨床死生学に求められる基礎的な知識と概念[小野充一]
 第1節 「生」と「死」に関する生物科学的な理解
 第2節 「生」と「死」に関する概念的整理

第3章 臨床死生学の問いと方法[田代志門]
 第1節 はじめに
 第2節 問いの発見
 第3節 問いを深める
 第4節 方法を選ぶ
 第5節 言葉にするプロセスへ

第2部 死生の際で求められる「気づく力・考える力・行動する力」

第4章 ひとの命の始まりの死生学 [白井千晶]
 第1節 つくる
 第2節 調べる──出生前検査
 第3節 選ぶ
 第4節 見る─胎児を見る超音波画像診断装置
 第5節 妊娠を継続する
 第6節 作られる・見られる・選ばれる
 第7節 おわりに──「育てる」への架橋

第5章 生きることが難しい生の臨床現場から見る「法律の壁と死生の際」[鈴木雄介]
 第1節 終末期医療と安楽死・尊厳死
 第2節 終末期の患者に対する介護と医師法17条
 第3節 厚生労働省「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」に沿った検討
 第4節 まとめ

第6章 生命の終わりの臨床現場におけるスタッフから見る「死生の際の困難と希望」[中澤秀雄]
 第1節 死と医療のかかわり
 第2節 終末期ケア
 第3節 死生観
 第4節 患者以外へのケア
 第5節 おわりに

第7章 自殺と自傷行為[赤澤正人・松本俊彦]
 第1節 自傷と自殺の違い
 第2節 わが国の若者における自傷行為
 第3節 自らを傷つける若者の死生観
 第4節 身についた自殺潜在能力と自殺予防教育のあり方

第8章 事故と災害:救急医療と死生学[鈴木義彦・長谷川剛]
 第1節 救急医療と死生学
 第2節 突然の死
 第3節 救急現場における諸問題
 第4節 災害

第9章 神経難病(ALS)が抱える課題[荻野美恵子]
 第1節 はじめに
 第2節 ALS──疾患の概略
 第3節 一般的な課題
 第4節 やや難しい課題
 第5節 解決困難な課題

第10章 認知症患者と家族の生活[平原佐斗司]
 第1節 認知症の自然経過と死
 第2節 認知症患者にとっての死と認知症とともに生きるということ
 第3節 家族として,ともに生きるということ
 第4節 伴走者としての医療とチームの役割

第11章 小児がん患者と家族の生き方[辻尚子]
 第1節 はじめに
 第2節 治療選択の意思決定における問題
 第3節 医療者における「死の5段階」
 第4節 患児にとっての利益と,家族にとっての利益が衝突した時
 第5節 小児がん患者のきょうだいのケア
 第6節 死と向き合うことと,希望のよすが
 第7節 死生観について

第12章 がん緩和ケアと在宅ケア[吉澤明孝]
 第1節 はじめに
 第2節 緩和ケアスキルの基本
 第3節 緩和ケアにおける死生学
 第4節 在宅緩和ケア

第3部 「死」「別れ」の文化

第13章 グリーフケア[金子絵里乃]
 第1節 グリーフ/グリーフケアの定義
 第2節 グリーフケアの視点・アプローチ
 第3節 グリーフケアの実際

第14章 埋葬/葬送儀礼[鈴木勝己]
 第1節 葬送儀礼──いろいろな死のかたち
 第2節 葬送儀礼の意味
 第3節 まとめにかえて

おわりに[五十子敬子]
執筆者一覧
事項索引
人名索引

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