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パブリック・ガバナンスの政治学

パブリック・ガバナンスの政治学

政治学、行政学、NPO論の分野を越え、公民パートナーシップによる政治過程のマネジメントであるパブリック・ガバナンスを論じる。

著者、編者、訳者など 山本 啓
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-30230-7
出版年月 2014年4月
判型・ページ数 A5判・280ページ
定価 本体3,400円+税
在庫 在庫僅少
 

内容説明

既存のガバナンス理論を解説し、「新しい公共」や「地域主権」というタームの再考とともに、公・私・共によるコー・ガバナンスについて、特に公共セクター以外に民間のセクターが、公共サービスの供給に関わることの「公益」について検討していく。また市民が果たす役割に注目し、ステイクホールディングのあり方を再考する。

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目次

序論 ガバナンスと公共性・公共圏
 ガバナンス論というアジェンダ
 本書の構成

第1章 コー・ガバナンスをめぐる新制度論とネットワーク論の交差――新しい公共ガバナンス(NPG)の可能性
 ガバナンス・ストーリー
 政策ネットワーク論と新制度論の登場
 ネットワーク論の地平とその欠缺
 修正版新制度論のガバナンス論のメリットとデメリット
 「新公共ガバナンス」の位相とガバナンス論の展望

第2章 「新しい公共」の構造転換とコミュニティ・アクター
 「新しい公共」をめぐるパラダイム・チェンジ
 「新しい公共」への流れ,「ガバメント」から「コー・ガバナンス」へ
 「新しい公共」と分権型社会

第3章 公共サービスの供給主体とステイクホールダー――社会参加型予算配分システムの展望
 公共サービス,行政サービス,社会サービス
 公共事業と公益事業
 純粋公共財と準公共財
 フリーライダーとオルソン問題
 公共財の効用とステイクホールダー
 ステイクホールディング・アソシエーションと市民ロビーイスト
 参加型予算配分制度(PB)の導入と新しい公共ガバナンスの可能性

第4章 公民パートナーシップの媒介によるガバメントとガバナンスの相補性
 新公共マネジメント(NPM)モデルから公民パートナーシップ(PPP)モデルへ
 日本版NPM とPFI 事業
 PPP スキームとコミュニティ・ガバナンス
 ローカル・ガバナンスの枠組みとステイクホールディング
 プリンシパル・ストーリーとローカル・ガバメントの失敗

あとがき
参考文献
人名索引
事項索引

著者略歴
1947 年山形県鶴岡市生まれ。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。東北大学大学院名誉教授。学校法人山本国際学園理事長。前日本公益学会会長。専攻:政治学,公共政策論。
著書:『ハーバマスの社会科学論』(勁草書房),『政治と行政のポイエーシス』(編著,未來社),『NPO と法・行政』(編著,ミネルヴァ書房),『ローカル・ガバメントとローカル・ガバナンス』(編著,法政大学出版局)。訳
書:マンデル『後期資本主義』(柘植書房),トンプソン『批判的解釈学』(法政大学出版局),コーン『競争社会をこえて』(同),ホネット『承認をめぐる闘争』(同),ウィリアムソン『消費の欲望』(大村書店),ピュージ『ユルゲン・ハーバマス』(岩波書店),キャルホーン編『ハーバマスと公共圏』(未來社),ベック『世界リスク社会』(法政大学出版局)。

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