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キリスト教概論

新たなキリスト教の架け橋

キリスト教概論

科学の時代である今日にキリスト教を学ぶ意義とは。聖書の「おとぎ話」の背後にある当時の人の経験と感覚が捉えた意味を平易に解説。

著者、編者、訳者など 古川 敬康
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-10233-4
出版年月 2014年4月
判型・ページ数 A5判・228ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

キリスト教に初めて接する学生を対象としたテキストとして、旧約聖書から新約聖書へのつながりを明らかにしつつ、民衆がキリストを待望し、それがイエスにおいて実現する道筋を示す。また聖書にある著名なエピソードを現代にも通じる一般的な人間の振る舞いとして分析し、それがわれわれにとってどのような意味を持つかを紹介する。

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目次

目次
推薦のことば
はじめに

第1章 現代とキリスト教
 1 科学の時代にキリスト教を学ぶ意義
 2 聖書とイエス・キリスト
 3 聖書の世界――意味論的解釈
 4 聖書の構成と概要

第2章 私たち人間の根本問題
 1 人間の関係性――「イマゴ・デイ(神の像)」の意味するもの
 2 アダム物語――関係性と高慢
 3 カイン物語――自尊心と嫉妬
 4 バベルの塔物語――関係性と権力欲

第3章 旧約聖書の文学――「救い主・キリスト」待望論への道
 1 アブラハム物語――関係性回復の使命と信仰
 2 ヨセフ物語――関係性回復と思考的次元
 3 出エジプト物語
 4 ダビデ物語――関係性回復にとってのリーダーの在り方
 5 「ソロモン王から南北王朝」物語
 6 預言者の活動――体制批判と「救い主・キリスト」待望論

第4章 イエスとキリスト――キリスト教の誕生
 1 イエスの死後にキリスト教が誕生したなぞ
 2 イエス・キリストに対する2つの信仰
 3 イエス・キリストの復活
 4 イエス・キリストの神性と人間性――まことの神・まことの人

第5章 新約聖書の文学――豊かな内容への福音の拡張
 1 イエスの説く「神の国」
 2 弟子たちの選び
 3 手本としての主体的愛――「我と汝」「アガペーとエロース」
 4 イエスの生命を賭けた無条件の赦し
 5 イエスによる全人間性回復の癒し
 6 「ゲッセマネの祈り」に示されるイエスにとっての苦難の意味――喪失と癒し
 7 イエスの死に見る逆説的勝利

第6章 新約聖書の示す希望――イエス・キリストを信じる者の幸い
 1 逆説的弱さ――恵みを体験する「実存」としての弱さ
 2 実存的自由――近代の人権的自由と実存的な救済的自由
 3 真の平和を目指して――世界人権宣言の基礎となっている聖書の示す「平和――シャーローム」
 4 永遠の生命への希望――美しい新しい国・世界への旅立ち
 5 福音のエイジェント――教会とは


むすび
索引

古川敬康(ふるかわたかやす)
1950 年生まれ。西南学院大学神学部,同大学院神学専攻科,The Southern Baptist Theological Seminary 博士課程修了(哲学博士)。教会牧師を経て,現在は西南女学院大学保健福祉学部教授,西南女学院宗教主任,同学院キリスト教センター長。日本キリスト教文化学会理事,日本基督教学会九州支部幹事,元日本バプテスト連盟常任理事。

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