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安倍政権の医療・社会保障改革

安倍政権の医療・社会保障改革

第二次安倍政権の医療・社会保障政策はどこへ向かうのか。最新の資料を用いて複眼的・批判的に分析、そのゆくえを包括的に検討する。

著者、編者、訳者など 二木 立
ジャンル 福祉・医療
ISBN 978-4-326-70082-0
出版年月 2014年4月
判型・ページ数 A5判・240ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

TPPは私たちの医療をどう変えるのか、病院からあふれる高齢者と地域包括ケアのゆくえ、「多死時代」と今後の「死に場所」─難題山積する医療・社会保障制度改革の動向を最新の資料を用いて分析、今後を見通す。また、電子化による医療費削減や激務による病院勤務医の退職増加といった医療をめぐる通説を検証、誤解に基づく議論に警鐘を鳴らす。

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目次

はしがき

第1章 安倍内閣の医療・社会保障改革
 第1節 第二次安倍内閣の医療・社会保障政策
 第2節 2012年総選挙後の医療・社会保障政策を読む――参院選までは「安全運転」
 第3節 安倍内閣の「骨太方針2013」と「日本再興戦略」の医療・社会保障改革方針を読む
 第4節 2013年参院選の自民大勝で医療政策はどう変わるか――安倍内閣の成長戦略と医療政策の今後の行方
 第5節 社会保障制度改革国民会議報告を複眼的に評価し,「プログラム法案」を批判する
 第6節 財政審「建議」の診療報酬引き下げ論の検証

第2章 TPPと混合診療問題
 第1節 TPPは私たちの医療をどう変えるか?
 第2節 安倍首相のTPP交渉参加表明と医療への影響を読む――2年半のTPP論争の成果にも触れながら
 第3節 TPP参加が日本医療に与える影響――「今そこにある危機」と混合診療問題
 第4節 私が「保険外併用療養拡大」より「法定患者負担拡大」を危惧する理由

第3章 地域包括ケアシステムと今後の死に場所
 第1節 地域包括ケアシステムと医療・医療機関の関係を正確に理解する
 第2節 今後の死亡急増で「死亡場所」はどう変わるか?
 第3節 21世紀初頭の都道府県・大都市の「自宅死亡割合」の推移――今後の「自宅死亡割合」の変化を予想するための基礎作業
 第4節 「麻生発言」で再考――死亡前医療費は高額で医療費増加の要因か?

第4章 民主党野田内閣時代の医療・社会保障政策
 第1節 医療保険の維持期リハビリテーションは2年後に廃止されるか?
 第2節 「日本再生戦略」は「新成長戦略」とどう違うのか?
 第3節 民自公「社会保障制度改革推進法案」をどう読むか?――「社会保障・税一体改革大綱」との異同を中心に
 第4節 「自助・共助・公助」という表現の出自と意味の変遷
 第5節 『平成24年版厚生労働白書』を複眼的に読む

第5章 日本の医療と医療政策の誤解を解く
 第1節 病院勤務医の開業志向は本当に生じたのか?――全国・都道府県データによる検証
 第2節 日本の「薬剤費比率」は今後も上昇し続けるか?
 第3節 医薬品の経済評価で留意すべき点は何か?
 第4節 医療の電子化で年3兆円の医療費が削減可能?――「日経」・総務省推計の検証
 第5節 日本の医療費水準はOECD平均になったのか?
 第6節 私はなぜ「医療は永遠の安定成長産業」と考えているのか?
 第7節 地方の中堅私大経営から見ると医療経営はうらやましい!

初出一覧
あとがき
事項索引
人名索引

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