農協の未来 (紙版)

新しい時代の役割と可能性

農協の未来
形式・仕様:
紙版 電子版

日本の農業はどうなるのか。農業者の農業所得の向上、農業の振興、衰退する農村地域の守り手の点から、農協の未来と役割を考える。

著者 大泉 一貫 編著
ジャンル 経済
自然科学・建築
出版年月 2014年2月
ISBN 978-4-326-50392-6
判型・ページ数 A5・196ページ
定価 2,640円(税込)
在庫 品切れ・重版未定

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本書は、日本の食料供給、農業、農家、農村に大きな役割を果たしてきた農協について、農協の新規事業や優良事例、参考事例を踏まえて、今後の農協の可能性について検討を試みる。また、農協の農業への関わり方、農業振興への対応のために農業経営者の正組合員化、稲作偏重・集落営農中心からの脱却、行政からの自立を提案する。

目次
はじめに

第1章 農協への期待[大泉一貫]
 1 特殊戦後的な農協の姿とその特徴
 2 近年の農協改革と農協の変容
 3 農協の事業、特に農業への関わり方の特色
 4 農村地域が抱える課題と農村地域マネジメント
 5 農協への批判と対応
 6 自立的で競争優位を持つ農協像の提案
 7 新たな農協構築を目指す改革の視点
 8 むすび
 参考文献

第2章 農協の変貌と新たな取り組み[木附誠一・伊藤保・山本奈々絵]
 1 わが国の農協の変貌
 2 農協の事業展開
 3 農協の取り組み動向

第3章 農協の「脅威と機会」「強さと弱さ」[三石誠司]
 1 はじめに
 2 農協の「脅威と機会」――外部分析
 3 農協の「強さと弱さ」――内部分析
 4 おわりに――「目指すべき方向」とは
 参考文献

第4章 農協の農村コミュニティでの役割[川村 保]
 1 はじめに
 2 農業・農家・農村の変化と農協
 3 農協の制度的特徴
 4 農業支援の組織としての農協事業の役割
 5 農村生活支援の組織としての農協の地域マネジメント主体の役割
 6 農業等の変化と農協諸制度との制度的補完性
 7 職能組合と地域組合の狭間
 8 むすび
参考文献

第5章 農協の農業振興への対応[大泉一貫]
 1 農協の農業への関わり方の特色
 2 これからの時代に必要とされる農協の農業振興策
 3 むすび

索引

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