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都市の環境倫理

持続可能性、都市における自然、アメニティ

都市の環境倫理

多くの人が都市に住む現在、望ましい都市環境の姿を考えることが環境倫理を自覚的・具体的に構築する為の有効なアプローチである。

著者、編者、訳者など 吉永 明弘
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-60260-5
出版年月 2014年1月
判型・ページ数 A5判・244ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

これまでの環境倫理学と都市研究をふまえながら、都市の持続可能性、都市における自然、都市の快適な居住環境(アメニティ)の維持という三つのテーマを軸に規範的な論点をわかりやすく提示する。ロマンチックな「環境保全」から市民が議論し規範を作り出す環境倫理へ。身近で具体的な現場に即し環境倫理を考える入門書。

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目次

はじめに

第Ⅰ部 環境倫理学をふりかえる

第1章 アメリカの環境倫理学
 1 環境倫理学は何を問題にしてきたか──四つの論争点を中心に
 2 環境倫理学はどこが間違っていたか──環境プラグマティズムの問題提起

第2章 日本の環境倫理学
 1 環境倫理学はどのように日本に導入されたのか──三つの基本主張
 2 環境倫理学はその後どのように展開されたのか──「ローカルな環境倫理」の提唱

第3章 「都市の環境倫理」ための基礎
 1 環境とは「身のまわり」──環境問題に関係のない人なんていない
 2 人間は環境をどのように経験しているのか──「場所」への愛着を掘り起こす
 3 環境からの情報をいかに読み解くか──「風土性」の観点からの環境倫理

第Ⅱ部 都市の環境倫理

第4章 「都市の環境倫理」の問題領域と担い手
 1 「都市の環境倫理」は何を問題にするのか──三つの問題領域
 2 「都市の環境倫理」の担い手は誰か──都市計画者と都市の住民

第5章 都市の持続可能性,都市における自然,都市のアメニティ
 1 都市は地球の持続可能性に貢献できるか──エネルギー問題を中心に
 2 都市に見え隠れする「大きな自然」との共存──岸由二の都市再生論を中心に
 3 都市のアメニティをどう確保するか──建造物の規制について

第6章 「都市の環境倫理」の具体化にむけて
 1 「美の条例」は何を目指しているのか──「らしさ」を「できるだけ変えない」
 2 「アメニティマップづくり」で何が見つかるか──住民目線の「気づき」
 3 ローカルな環境意識はグローバルな環境意識につながるか──「コスモポリタン的炉端」に生きる

おわりに
【ブックガイド】環境倫理学を総覧したい人のための20冊

参考文献
事項索引
人名索引

著者略歴
1976年生.
2006年 千葉大学大学院社会文化科学研究科修了.
現 在 江戸川大学社会学部講師.専門は,環境倫理学,公共哲学.
主な論文 「『環境倫理学』から『環境保全の公共哲学』へ──アンドリュー・ライトの諸論を導きの糸に」『公共研究』第5巻第2号(千葉大学公共研究センター,2008年)など.

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