ホーム > 不確実性下の意思決定理論

不確実性下の意思決定理論

不確実性下の意思決定理論

意思決定理論の世界的権威が「人々は不確実性下の状況で、いかに意思決定をするか、すべきか」について理論的基礎のもとに考察する。

著者、編者、訳者など イツァーク・ギルボア
川越 敏司
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50391-9
出版年月 2014年1月
判型・ページ数 A5判・320ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

「読者はおそらくすでに経済学の標準的答えを知っているだろう。……、もし私たちが「効用」や「確率」の意味を知っているならば、それは悪い答えではないだろう。むずかしいのは、私たちがそれを知らないことがあることなのである。」意思決定において決定的な解はないとしても、次善の解は何かということを意思決定理論の第一人者がまとめる。

このページのトップへ

目次

序文

第1部 直観的な定義

第1章 研究の動機付けとなる例

第2章 自由意志と決定論
 1 自由な選択は予測できるか?
 2 世界は決定論的であるか?
 3 自由意志は観察可能か?
 4 自由意志の問題
 5 合理的幻想
 6 自由意志と意思決定マトリクス

第3章 無差別の原理
 1 正準空間は役に立つか?
 2 コインには何か特別なものがあるのか?

第4章 相対頻度
 1 大数の法則
 2 帰納の問題
 3 頻度主義にまつわる問題

第5章 主観的確率
 1 銀行員のリンダ
 2 パスカルの賭け
 3 古典統計学とベイズ統計学

第2部 行動的定義

第6章 ケース・スタディ
 1 効用最大化に対する特徴付け定理
 2 証明
 3 解釈
 4 限界

第7章 理論の役割
 1 理論は常に間違っている
 2 理論は概念的フレームワークである
 3 隠喩としての論理実証主義

第8章 フォン・ノイマン=モルゲンシュテルンの定理
 1 背景
 2 vNM 定理
 3 証明
 4 3つの解釈

第9章 デ・フィネッティの定理
 1 動機付け
 2 定理
 3 証明
 4 3つの解釈

第10章 サヴェッジの定理
 1 背景
 2 状態,結果,行為
 3 公理
 4 有限の結果集合に対する結果
 5 一般的な結果集合の場合
 6 解釈
 7 証明と質的確率

第11章 状態の定義
 1 因果性
 2 確証に関するヘンペルのパラドックス
 3 モンティ・ホールの3つのドア

第12章 サヴェッジ批判
 1 批判を批判する
 2 P3とP4の批判
 3 P1とP2の批判

第13章 客観性と合理性
 1 主観性と客観性
 2 客観的合理性と主観的合理性

第14章 アンスコム=オーマンの定理

第3部 代替的な行動的諸理論

第15章 ショケ期待効用
 1 シュマイドラーの直観
 2 ショケ積分
 3 共単調性
 4 公理と結果

第16章 プロスペクト理論
 1 背景
 2 利益-損失の非対称性
 3 確率のゆがみ
 4 ランク依存型確率とショケ積分

第17章 マキシミン期待効用
 1 凸ゲーム
 2 CEUの認知的解釈
 3 公理とその結果
 4 MMEUの解釈
 5 一般化と変形版
 6 ビューリーの代替的なアプローチ
 7 客観的合理性と主観的合理性の結合
 8 応用

第4部 認知的起源

第18章 事例ベースの質的信念
 1 公理と結果
 2 4つの既知の手法
 3 一般的な類推における結合公理
 4 結合公理の違反

第19章 頻度主義再論
 1 類似性によって重み付けられた経験頻度
 2 直観
 3 公理化
 4 経験的類似性と客観的確率

第20章 将来の課題

参考文献
訳者あとがき
索引
訳者紹介

このページのトップへ