パラケルススと魔術的ルネサンス (紙版)

パラケルススと魔術的ルネサンス
形式・仕様:
紙版 電子版

近代医学の創始者か、魔術・錬金術の達人か?  ルネサンス思想下に独自の体系を築いたパラケルススの世界観を明らかにする。

著者 菊地原 洋平
ヒロ・ヒライ 編集
ジャンル 哲学・思想・倫理
シリーズ シリーズ哲学・思想・倫理 > bibliotheca hermetica叢書
出版年月 2013年12月
ISBN 978-4-326-14827-1
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 5,830円(税込)
在庫 在庫あり

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伝統医学の変革者とも、賢者の石をもちホムンクルスをつくり出した魔術師ともいわれるパラケルスス。激動の16世紀ドイツで、神が創造した世界の秘密を解明すべく、魔術とキリスト教思想を融合するとともに、自然を経験的に理解しようとした。彼が生涯をとおして探求したものはなんだったのか?当時の知的・文化的・社会的なコンテクストをとおして浮き彫りにする。

bibliotheca hermetica 叢書の発刊によせて
プロローグ

第一章 パラケルススの生涯──遍歴と著作

第二章 本草学的な伝統と錬金術──ルネサンス博物学の一面
 はじめに
 1パラケルススの植物観
 2本草学から錬金術へ
 3パラケルススとゲスナー──結論にかえて

第三章 物質のメタモルフォーゼ──化学哲学の源流
 はじめに
 1四元素
 2三原基
 3四元素と三原基の相互関係──事物の発生と成長
 おわりに

第四章 グアヤック批判と梅毒論からみる医学思想
 はじめに
 1ヨーロッパの梅毒流行
 2グアヤックをめぐって
 3パラケルススの梅毒論
 おわりに

第五章 予言書の位置づけ──占星術文化とキリスト教倫理から
 はじめに
 1パラケルススの天文学
 2占星術
 3予言書
 4占星術批判の真意
 おわりに

第六章 ルネサンスの類似の概念と魔術的な空間
 はじめに
 1類似の世界
 2魔術的な空間
 3世界のなかの人間
 おわりに

エピローグ

補遺 「徴」の理論
 はじめに
 1本草学と徴
 2哲学と徴
 3予言と徴
 4天文学と徴
 おわりに

あとがき

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人名索引

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