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信頼にいたらない世界

権威主義から公正へ

信頼にいたらない世界

自由であることの困難。就職、結婚、私たちの大切な選択を運まかせのギャンブルにしてしまわないために、今社会にできることは何か。

著者、編者、訳者など 数土 直紀
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-65385-0
出版年月 2013年11月
判型・ページ数 四六判・296ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

私たちはかつてよりも自由になったが、ひとびとの間から相互的に生み出される不確定性によって、かえって「自由である」ことが困難になっている。不確定性に満ちた社会において「自由である」ことを手放すことなく生きるために必要とされるものは、伝統や権威にではなく、平等感覚・公正感覚にもとづいた新しい形の社会的信頼である。

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目次

まえがき

第Ⅰ部 信頼にいたらない世界

第一章 自由は増え、信頼は失われる
 第1節 当たり前は当たり前でなくなる
 第2節 晩婚化・非婚化の趨勢――結婚の場合
 第3節 社会移動の趨勢――仕事の場合
 第4節 しかし、それは自由な選択なのか?

第二章 自由は増え、アイデンティティは傷つく
 第1節 自分のことは自分で決められる(決めなければいけない)時代
 第2節 未婚者の階層意識
 第3節 就職活動という不確実なもの
 第4節 問題はどこに?

第Ⅱ部 それでも信じることの意味

第三章 信頼の二つのタイプ
 第1節 リスクを共有し、分散する
 第2節 信頼の二つのタイプ
 第3節 他者から逃げるための信頼
 第4節 他者と向き合うための信頼

第四章 信頼の構造
 第1節 誰がどのような信頼をもつのか
 第2節 教育と二つの信頼
 第3節 社会に対する信頼
 第4節 いま社会を信じるために

第五章 信頼と民主主義
 第1節 世界各国との比較
 第2節 世界にみる公的な制度への信頼の意識構造
 第3節 世界にみる一般的信頼と教育達成との関係
 第4節 権威主義から公正へ


文献
索引

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