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『芸術の言語』(慶應義塾大学出版会)刊行記念フェア 「グッドマン・リターンズ」
2017.09.29
アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語
なんにもにおわない! シェフ修業中のモリーを襲った交通事故は、彼女の嗅覚を奪った。自身の再生を通して、においの不思議に迫る。
著者 | モリー・バーンバウム 著 ニキ リンコ 訳 |
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ジャンル | 教育・心理 自然科学・建築 |
出版年月 | 2013年9月 |
ISBN | 978-4-326-75051-1 |
判型・ページ数 | 4-6・344ページ |
定価 | 2,640円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
においを感じない。何のにおいかわからない──嗅覚にこうした障害をもつ「アノスミア(嗅覚脱失)」は100人に1、2人ともいわれる。シェフ志望だった著者も、事故でにおいのない世界の住人になった。見えない障害と向き合いながら、オリヴァー・サックスら神経科学者や香料開発者への取材を重ね、未解明な「におい」の面白さを当事者の立場から描く。
◎けいそうビブリオフィルで一部内容を公開中です。
〈「1 鴨の脂とアップルパイ(冒頭)」「2 サワーミルクと紅葉(冒頭)」「解説 小林剛史」
1 鴨の脂とアップルパイ――わたし、厨房に入る
2 サワーミルクと紅葉――わたし、一から出直す
3 ローズマリーとマドレーヌ――わたし、折り合いをつける
4 焼きたてベーグルと彼氏のシャツ――わたし、試行錯誤する
5 シナモンガムと硫黄――わたし、料理を始める
6 ピンクレモネードとウイスキー――わたしたち、集まる
7 キーライムとラベンダー――わたし、味わう
8 オポポナックスとヒマラヤ杉――わたし、自分の感覚に立ち返る
エピローグ
謝辞
文献案内
解説[小林剛史]
著者
モリー・バーンバウム(Molly Birnbaum)
1982年、米ボストン生まれ。コロンビア大学ジャーナリズム大学院卒業。「ニューヨークタイムズ」「アートニュース」等に執筆。
訳者
ニキリンコ
翻訳家。訳書にソルデン『片づけられない女たち』(WAVE出版)、キーダ『ヒトは賢いからこそだまされる』(生活書院)、ワイズ『奇跡の生還を科学する』(青土社)など。
解説
小林剛史
筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了。博士(心理学)。現在、文京学院大学大学院人間学研究科教授。専門は生理心理学、認知心理学、神経科学。主な研究テーマは、嗅覚を介した情報処理、情動の記憶、認知的活動の脳イメージングなど。
2 サワーミルクと紅葉――わたし、一から出直す
3 ローズマリーとマドレーヌ――わたし、折り合いをつける
4 焼きたてベーグルと彼氏のシャツ――わたし、試行錯誤する
5 シナモンガムと硫黄――わたし、料理を始める
6 ピンクレモネードとウイスキー――わたしたち、集まる
7 キーライムとラベンダー――わたし、味わう
8 オポポナックスとヒマラヤ杉――わたし、自分の感覚に立ち返る
エピローグ
謝辞
文献案内
解説[小林剛史]
著者
モリー・バーンバウム(Molly Birnbaum)
1982年、米ボストン生まれ。コロンビア大学ジャーナリズム大学院卒業。「ニューヨークタイムズ」「アートニュース」等に執筆。
訳者
ニキリンコ
翻訳家。訳書にソルデン『片づけられない女たち』(WAVE出版)、キーダ『ヒトは賢いからこそだまされる』(生活書院)、ワイズ『奇跡の生還を科学する』(青土社)など。
解説
小林剛史
筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了。博士(心理学)。現在、文京学院大学大学院人間学研究科教授。専門は生理心理学、認知心理学、神経科学。主な研究テーマは、嗅覚を介した情報処理、情動の記憶、認知的活動の脳イメージングなど。