アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語

アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語

なんにもにおわない! シェフ修業中のモリーを襲った交通事故は、彼女の嗅覚を奪った。自身の再生を通して、においの不思議に迫る。

著者 モリー・バーンバウム
ニキ リンコ
ジャンル 教育・心理
自然科学・建築
出版年月 2013年9月
ISBN 978-4-326-75051-1
判型・ページ数 4-6・344ページ
定価 2,640円(税込)
在庫 在庫あり

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においを感じない。何のにおいかわからない──嗅覚にこうした障害をもつ「アノスミア(嗅覚脱失)」は100人に1、2人ともいわれる。シェフ志望だった著者も、事故でにおいのない世界の住人になった。見えない障害と向き合いながら、オリヴァー・サックスら神経科学者や香料開発者への取材を重ね、未解明な「におい」の面白さを当事者の立場から描く。

◎けいそうビブリオフィルで一部内容を公開中です。
〈「1 鴨の脂とアップルパイ(冒頭)」「2 サワーミルクと紅葉(冒頭)」「解説 小林剛史」

1 鴨の脂とアップルパイ――わたし、厨房に入る

2 サワーミルクと紅葉――わたし、一から出直す

3 ローズマリーとマドレーヌ――わたし、折り合いをつける

4 焼きたてベーグルと彼氏のシャツ――わたし、試行錯誤する

5 シナモンガムと硫黄――わたし、料理を始める

6 ピンクレモネードとウイスキー――わたしたち、集まる

7 キーライムとラベンダー――わたし、味わう

8 オポポナックスとヒマラヤ杉――わたし、自分の感覚に立ち返る

エピローグ

謝辞
文献案内 
解説[小林剛史]

著者
モリー・バーンバウム(Molly Birnbaum)
1982年、米ボストン生まれ。コロンビア大学ジャーナリズム大学院卒業。「ニューヨークタイムズ」「アートニュース」等に執筆。

訳者
ニキリンコ
翻訳家。訳書にソルデン『片づけられない女たち』(WAVE出版)、キーダ『ヒトは賢いからこそだまされる』(生活書院)、ワイズ『奇跡の生還を科学する』(青土社)など。

解説
小林剛史
筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了。博士(心理学)。現在、文京学院大学大学院人間学研究科教授。専門は生理心理学、認知心理学、神経科学。主な研究テーマは、嗅覚を介した情報処理、情動の記憶、認知的活動の脳イメージングなど。

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