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アジアの環境ガバナンス [専門研究シリーズ]

アジアの環境ガバナンス

「成長のアジア」は同時に「環境汚染のアジア」である。持続可能な地球社会の形成に貢献するためにアジアの環境問題の解決をはかる。

著者、編者、訳者など 松岡 俊二 編著
ジャンル 政治
経済
ISBN 978-4-326-54630-5
出版年月 2013年4月
判型・ページ数 A5判・256ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書は、アジアにおける地域環境協力や地域環境ガバナンスの歴史・現状および課題を、一国レベルの環境ガバナンス、一国内の地方環境ガバナンス、グローバルな環境ガバナンスや他地域の環境ガバナンスとの関係とも比較しつつ整理・分析し、アジア地域統合と地域環境協力や地域環境ガバナンスとの関係を明確にすることを目的としている。

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目次

刊行にあたって[天児慧]
はじめに

第1章 アジア地域統合と環境ガバナンス[松岡俊二]
 1.はじめに
 2.地域ガバナンスと環境ガバナンス
 3.アジアの地域環境協力制度の形成と発展
 4.東アジア環境ガバナンスの事例:アジア地域制度の形成と経路依存性
 5.持続可能なアジアと環境ガバナンス

第2章 アジアの経済発展と環境問題[松本礼史]
 1.はじめに
 2.世界とアジアの環境問題の進展
 3.アジアの環境問題の特徴
 4.おわりに

第3章 アジアにおける国際環境レジーム形成の課題──EANET協定化交渉過程からの教訓[蟹江憲史・袖野玲子]
 1.はじめに:アジアにおける機能主義的地域統合の可能性と課題
 2.酸性雨と越境大気汚染問題
 3.EANET協定化交渉の開始:将来発展作業部会の設置から新潟決定(IG7)へ
 4.第10回政府間会合(IG10)へ向けた協定化交渉プロセス
 5.EANET協定化交渉の対立軸:法的位置づけの強化とスコープの拡大
 6.「EANETの強化のための文書」合意へ向けて
 7.おわりに:協定化交渉からの教訓とアジア国際環境レジーム形成への課題

第4章 アジアの森林環境ガバナンス[福嶋崇]
 1.はじめに
 2.国際政策・制度およびそのアジアでの実績
 3.森林・生物多様性セクターにおけるアジアの地域制度の現状と特徴
 4.おわりに:アジアの森林分野における地域制度の充実に向けて

第5章 アジアの気候変動ガバナンスと低炭素成長パートナーシップ(LCGP)[呉彩雲]
 1.はじめに
 2.気候変動レジームと日本
 3.気候変動レジームにおける制度間相互作用
 4.LCGPの断片化の度合い
 5.おわりに

第6章 アジア気候変動ガバナンスと東アジア首脳会議(EAS)[呉彩雲]
 1.はじめに
 2.理論的背景
 3.分析の枠組
 4.EASによる気候変動規範のダイナミズム
 5.おわりに

第7章 東アジアにおける原子力安全協力制度と地球温暖化[松岡俊二・堀内賢志]
 1.はじめに
 2.福島原発事故の衝撃
 3.福島原発事故後の原子力政策とエネルギー安全保障・地球温暖化対策
 4.原子力安全に関する多国間協力制度
 5.福島第一原発事故とアジア地域制度強化に向けた取り組み

第8章 開発援助と社会的環境管理能力の形成[甲斐田直子]
 1.はじめに:アジアの地域ガバナンスにおける環境援助の課題
 2.環境管理能力形成の理論的枠組みと実際の支援
 3.途上国の開発戦略と環境ODA
 4.おわりに:2国間協力から面的協力へ

第9章 国際環境条約の有効性とアジア地域の環境協力[田中勝也・金柔美]
 1.はじめに
 2.国際環境制度の有効性の先行研究
 3.国際環境条約の有効性に関する実証研究
 4.東アジアにおける国際環境条約の発展可能性
 5.おわりに

第10章 アジアのサステイナビリティと環境ガバナンス[松岡俊二]
 1.サステイナビリティと環境ガバナンスへのアプローチ
 2.アジアの環境問題:圧縮型工業化・開発主義と環境問題
 3.社会的環境管理能力の形成
 4.アジアにおける地域環境ガバナンスの形成
 5.今後のアジア環境ガバナンス

索引

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