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護るために殺す?

アフリカにおけるスポーツハンティングの「持続可能性」と地域社会

護るために殺す?

なぜ人は野生動物を狩るのか?狩ることで「殺される」ものとは?娯楽のためのスポーツハンティングと硝煙ゆらぐ地域の姿を描き出す。

著者、編者、訳者など 安田章人
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-60250-6
出版年月 2013年2月
判型・ページ数 A5判・228ページ
定価 本体3,400円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

野生動物を殺すことは、結果的に「護る」ことにつながるのか? カメルーン共和国の一地域を題材として、スポーツハンティングを取り巻く保護と利用の二項対立論に挑み、「持続可能性」の再定義の必要性を説く。環境社会学、環境倫理学、アフリカ地域研究、人類学、歴史学等の学問領域を貫く「弾丸」となることを目指した筆者の処女作。

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目次

はじめに

第1章 人,獣を狩る
 第1節 スポーツハンティングの現状とアフリカ
 第2節 スポーツハンティングの「誕生」とアフリカへの進出
 第3節 「時代遅れな狂気の遊び」か,「現代の野生動物保全の特効薬」か
 第4節 本書の視座と目的

第2章 カメルーン北部州のサバンナに響く銃声
 第1節 スポーツハンティングと自然保護政策の歴史
 第2節 スポーツハンティングのいま
 第3節 政府と観光事業者にとってのスポーツハンティング

第3章 スポーツハンティングがもたらす光と影─A村の事例
 第1節 狩猟区に生きる人々
 第2節 A村周辺の地域史──スポーツハンティングとの「遭遇」
 第3節 スポーツハンティングがもたらす「光」
 第4節 狩猟区に住む人々にとっての野生動物
 第5節 スポーツハンティングがもたらす「影」
 第6節 「光」の拡充と「影」の固持

第4章 新たな銃声がもたらすもの─X村・Y村の事例
 第1節 発砲を妨げるもの
 第2節 差し込む「影」
 第3節 「私はラミドの言葉に従う」

終章
 第1節 護るために「殺されるもの」と欠けた柱
 第2節 「持続可能性」と重い歴史の「桎梏」

おわりに
初出一覧
参考文献
索引

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