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日本政治の大転換

「鉄とコメの同盟」から日本型自由主義へ

日本政治の大転換

衆院選を読み解くのに必読の書!アメリカを代表する日本研究者の画期的な日本論をついに完訳。TPPの背景もこれで理解できる。

著者、編者、訳者など フランシス・ローゼンブルース
マイケル・ティース
徳川 家広
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-35163-3
出版年月 2012年12月
判型・ページ数 四六判・360ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

グローバル化に立ち向かう日本……日本の政治経済システムは、どこから来てどこへ行くのか? 重工業と農村が支配した戦後システムは崩れ、都市部の強い企業と消費者が影響力を増していっている。アメリカの大物日本ウォッチャーと新進気鋭の日本研究者がタッグを組み、日本の地殻変動を明らかにする。衆院選の解読に最適!

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目次

まえがき

第1章 なぜいま、日本の政治システムと経済体制を学ぶのか?
 1 序
 2 世界のなかの日本
 3 日本政治はどう説明されてきたか?
 4 本書の構成

第2章 日本の歴史、日本の文化
 1 序
 2 日本の歴史、複数の日本文化
 3 日本の政治文化、昔と今
 4 結論

第3章 「実験」と「挫折」の日本政治史
 1 序
 2 明治維新
 3 明治政府
 4 アメリカ軍の日本占領
 5 結論

第4章 一九五五年体制下の日本政治
 1 序
 2 中選挙区・単記非移譲投票制度のなかの政党と政治家
 3 戦後日本の政党システム
 4 結論

第5章 「日本経済の奇跡」の政治的基礎
 1 序
 2 武士道から「重工業道」へ
 3 通商政策の政治学
 4 日本型福祉国家の政治学
 5 グローバル化と戦後経済体制の崩壊
 6 結論

第6章 政治改革以後の日本政治
 1 序――小泉純一郎という「パズル」
 2 政治改革は何を変えたか
 3 政党システム
 4 連立政権の常態化
 5 自民党の内部組織はどう変わったか
 6 新しい政党地図
 7 結論

第7章 「新しい日本経済」の政治学
 1 序
 2 制度的補完関係の崩壊
 3 日本の労働市場
 4 断ち切られた「利権のパイプライン」
 5 年金制度と高齢化
 6 地方分権改革
 7 結論

第8章 政治改革後の日本外交
 1 序
 2 戦後日本の対外政策
 3 ルール変更
 4 政策変更と日本の新しいナショナリズム
 5 日本の「新ナショナリズム」の正体
 6 結論

第9章 結論
 1 序
 2 日本の民主主義
 3 民主政治と資本主義経済
 4 日本外交の民主的基礎
 5 結論

エピローグ 二〇〇九年の総選挙と自民党の下野

訳者あとがき
原注
参考文献




●著者紹介

フランシス・ローゼンブルース(Frances M. Rosenbluth)
イェール大学政治学部教授。コロンビア大学で博士号を取得。専門は日本政治,比較政治経済。新たな手法を取り入れて日本の政治経済システムを解明した知日派研究者として知られる。著書に『日本政治と合理的選択』(勁草書房,共著),『日本政治の経済学』(弘文堂,共著),Financial Politics in Contemporary Japan(Cornell University Press)など。

マイケル・ティース(Michael F. Thies)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校政治学部准教授。カリフォルニア大学サンディエゴ校で博士号を取得。専門は日本政治,比較政治。日本の政党システムや選挙政治の研究で卓越した業績を上げている新進気鋭の日本研究者。著書に「合理性と実証主義政治理論の基礎」『レヴァイアサン』19号(共著),A Natural Experiment on Electoral Law Reform(Springer, 共著), Mixed-Member Electoral Systems(Oxford University Press,共著)など。


●訳者紹介

徳川家広(とくがわいえひろ)
翻訳家,政治・経済評論家。ミシガン大学で経済学修士号を取得。国連食糧農業機関(FAO)などに勤務後,コロンビア大学で政治学修士号を取得。訳書に『最強国の条件』(講談社),『ソロスは警告する』(講談社),『「豊かさ」の誕生』(日本経済新聞社)など多数。著書に『なぜ日本経済が21世紀をリードするのか』(NHK出版新書),『バブルの興亡』(講談社)など。

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