ホーム > 「中国脅威論」とASEAN諸国

「中国脅威論」とASEAN諸国

安全保障・経済をめぐる会議外交の展開

「中国脅威論」とASEAN諸国

ASEAN諸国は「中国の脅威」に対し何を問題視し、それらを脅威と感じてどのように対応したか。中国側はそれにどう反応したか。

著者、編者、訳者など 佐藤考一
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-30213-0
出版年月 2012年12月
判型・ページ数 A5判・400ページ
定価 本体6,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

現在、ASEAN諸国と中国の関係は様々な点で問題が生じている。一つは伝統的安全保障問題で、歴史問題、台湾問題、領土問題、東南アジア非核地帯構想などであり、もう一つは非伝統的安全保障問題で、貿易投資や国防費の増加に絡んだ経済問題やSARSなどである。本書は、ASEANが「会議外交」という「弱者の武器」によって中国にどう立ち向っていくのか、考察する。

このページのトップへ

目次

はしがき
略語一覧

序章 ASEAN諸国における「中国脅威論」
 第1節 問題の所在
 第2節 先行研究の評価について
 第3節 本書の構成
 第4節 分析の手法

第Ⅰ部 「中国脅威論」の分析枠組

第1章 アジア太平洋地域における「中国脅威論」の類型
 第1節 はじめに
 第2節 「中国脅威論」の要素
 第3節 アメリカ・日本・ASEANの「中国脅威論」の特徴と中国の反論

第2章 ASEANの会議外交方式
 第1節 ASEANの組織構成とその歴史
 第2節 ASEANの会議外交をどう理解するか:ASEAN Wayをめぐる議論
 第3節 ASEANレジーム

第Ⅱ部 伝統的安全保障問題

第3章 歴史的問題・台湾問題とASEAN諸国
 第1節 歴史的問題
 第2節 台湾問題

第4章 南シナ海紛争・東南アジア非核地帯構想とARF・ASEAN中国首脳会議
 第1節 南シナ海紛争
 第2節 東南アジア非核兵器地帯(SEANWFZ)構想

第Ⅲ部 経済問題および非伝統的安全保障問題

第5章 経済問題とASEAN中国首脳会議
 第1節 ASEAN中国経済関係:その規模と構造
 第2節 経済問題

第6章 非伝統的安全保障問題とASEAN中国首脳会議
 第1節 非伝統的安全保障問題の概要
 第2節 重症急性呼吸器症候群(SARS)
 第3節 その他の非伝統的安全保障問題の概略
 第4節 非伝統的安全保障問題とASEAN中国関係

終章 ASEAN諸国の「中国脅威論」の行方

付録 「中国脅威論」とASEAN諸国:ソフト・パワーをめぐる諸問題
参考引用文献
索引

このページのトップへ