熟議が壊れるとき

民主政と憲法解釈の統治理論

熟議が壊れるとき

「理想の統治システム」を疑え!俊英サンスティーンが「民主的熟議」と「司法の正義」の暗部《ダークサイド》に深くメスを入れる。

著者 キャス・サンスティーン
那須 耕介 監訳
ジャンル 哲学・思想・倫理
政治
法律
出版年月 2012年10月
ISBN 978-4-326-15422-7
判型・ページ数 4-6・328ページ
定価 3,080円(税込)
在庫 在庫あり

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憲法解釈の理論も民主主義の概念も、よりよい統治のための道具にすぎない。そして凶器にもなりうる道具だと知る者だけが、使いこなす術を手にするだろう。『インターネットは民主主義の敵か』『実践行動経済学』の著者が、多極化する現代社会における憲法像を示す。「ナッジ」や「リバタリアン・パターナリズム」論の出発点がここに!

編者解説(PDF)

第1章 熟議のトラブル?―-集団が極端化する理由[早瀬勝明訳]

第2章 共和主義の復活を越えて[大森秀臣訳]

第3章 司法ミニマリズムを越えて[米村幸太郎訳]

第4章 第二階の卓越主義[那須耕介訳]

第5章 第二階の決定[松尾陽訳]

編者解説
原注
索引
訳者略歴



著者略歴
キャス・サンスティーン Cass R.Sunstein
1954年生まれ.ハーバード大学ロースクール教授.専門・憲法学,行政法,環境法,法哲学.1978年ハーバード大学ロースール修了.連邦最高裁判所で最高裁判事補佐官を務めた他,マサチューセッツ州最高裁判所,米国司法省等に勤務.1981年よりシカゴ大学,2008年から現職.2009年,行政管理予算庁の情報・規制問題室長に就任.著作として,『インターネットは民主主義の敵か』(石川幸憲訳,毎日新聞社,2003年),『実践行動経済学』(遠藤真美訳,日経BP社,2009年)など.

エドナ・ウルマン=マルガリート Edna Ullmann-Margalit
1946年―2010年.ヘブライ大学教授.専門・哲学.著作として,The Emergence of Norms(Oxford,1977).

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