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えん罪原因を調査せよ

国会に第三者機関の設置を

えん罪原因を調査せよ

東電OL事件や郵便不正事件など、今も誤判やえん罪が跡をたたない日本。なぜ同じ過ちがくり返されるのか?今こそ国会に検証機関を!

著者、編者、訳者など 日弁連えん罪原因究明第三者機関ワーキンググループ 編著
指宿 信
ジャンル 法律
ISBN 978-4-326-40277-9
出版年月 2012年9月
判型・ページ数 A5判・180ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

誤判もえん罪も昔の話ではない。警察は、なぜ捜査を誤ったのか。検察は、なぜ捜査・公判で誤りを正せなかったのか。裁判所は、なぜ「疑わしきは罰せず」の鉄則を忘れて警察や検察に追随したのか。もはや裁判所を聖域にしてはおけない。問題に正面から向き合い、えん罪原因を究明する独立した第三者機関の必要性を多面的に訴える。

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目次

はしがき[西嶋勝彦]

特別インタビュー 周防正行監督に聞く
「僕があまりにもショックを受けた日本の刑事裁判の現状を皆さんに知ってもらいたい」

第1章 “えん罪原因究明第三者機関”を考える――その必要性と要件をめぐって[指宿信]

第2章 えん罪原因の解明から刑事司法の根本的改革へ[小池振一郎]

第3章 日本版「えん罪原因究明第三者機関」はどうあるべきか[泉澤章]

第4章 えん罪原因究明第三者機関設置をめぐる憲法問題[木下和朗]

第5章 米イノセンス・プロジェクトの発展から見た日本の課題[伊藤和子]

第6章 えん罪委員会の役割――誤判の発見、組織的改革またはその両方?[ケント・ローチ/髙倉新喜訳・菊地裕子協力]

第7章 科学的証拠の強化が刑事司法の発展を促す[ピーター・ニューフェルド、サラ・チュー/徳永 光訳・菊地裕子協力]

[資料]
1 えん罪原因調査究明委員会の設置を求める意見書
2 えん罪事件一覧表(解説・西嶋勝彦)

執筆者・訳者紹介





えん罪原因究明第三者機関ワーキンググループ(WG)
2010年日本弁護士連合会内に「誤判原因を究明する独立した第三者機関の設置に関するワーキンググループ」が発足。2011年1月20日、「えん罪原因調査究明委員会の設置を求める意見書」をとりまとめた。2012年4月、名称を「えん罪原因究明第三者機関ワーキンググループ」と改称。メンバーも30名に拡充。

指宿 信(いぶすき・まこと)
成城大学法学部教授。法学博士。1989年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。鹿児島大学教授、立命館大学教授を経て2009年より現職。専門は刑事訴訟法、法情報学。著書に、『証拠開示と公正な裁判』(現代人文社、近刊)、『取調べの可視化へ! 新たな刑事司法の展開』(編著、日本評論社、2011年)、『被疑者取調べと録画制度 取調べの録画が日本の刑事司法を変える』(商事法務、2010年)ほか多数。

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