文明
西洋が覇権をとれた6つの真因
『銃・病原菌・鉄』に続く文明論の決定版をついに完訳! 西洋覇権の謎をスリリングに読み解き、中国台頭と西洋没落の行方を占う。
著者 | ニーアル・ファーガソン 著 仙名紀 訳 |
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ジャンル | 歴史・地理 |
出版年月 | 2012年7月 |
ISBN | 978-4-326-24840-7 |
判型・ページ数 | 4-6・548ページ |
定価 | 3,630円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
新たな世紀、西洋諸国は没落に向かっているように見える。しかし将来を見通すためには、なぜ西洋が近代を席巻できたのかを明らかにしなければならない。競争・科学・所有権・医学・消費・労働、この6つが西洋文明の強さであることを解明し、21世紀中国台頭の行方を論じる。気鋭の歴史学者による文明論の決定版、ついに日本上陸!
新たな史観の試み──イギリス版への序文
はじめに──幸せはどこにあるのか
第1章 競争
二つの河川
宦官とユニコーン
香料合戦
二流の王国
第2章 科学
包囲
顕微鏡図鑑
オスマンとフリッツ
オスマン帝国再建計画
イスタンブールからエルサレムへ
第3章 所有権
新世界
自由の地
南北アメリカの革命
ガラ人の運命
第4章 医学
バークの予言
戦闘力
一九世紀版「国境なき医師団」
シャーク島のしゃれこうべ
黒い恥辱
第5章 消費
消費社会の誕生
西洋に向かって
富へのラグタイム
ジーンズの精霊
パジャマとスカーフ
第6章 労働
労働倫理とことばの倫理
ワクワクしようぜ
中国のエルサレム
信仰のない国
最後の審判?
結論──ライバル同士
訳者あとがき
参考文献
●著者紹介
ニーアル・ファーガソン(Niall Ferguson)
ハーヴァード大学の歴史学部およびビジネススクール教授。
1964年、イギリス・スコットランドのグラスゴーに生まれる。オックスフォード大学モードリン・カレッジを卒業。その後、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学などで教壇に立ち、2004年から現職。
金融史や帝国論などで卓越した研究業績をあげている。また、アメリカのイラク戦争や経済政策、さらに世界情勢をめぐって注目すべき発言を続け、多数の新聞・雑誌に論考を寄せている。
主著として『マネーの進化史』『憎悪の世紀──なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか』(ともに早川書房)、Colossus: the Rise and Fall of the American Empire(Penguin Books)などがある。
●訳者紹介
仙名紀(せんなおさむ)
翻訳家。1936年、東京に生まれる。上智大学文学部新聞学科を卒業。朝日新聞社で主に雑誌編集を手がけ、1996年に定年退職。
主な訳書として、ファーガソン『マネーの進化史』『憎悪の世紀』(ともに早川書房)、ブランド『地球の論点』(英治出版)、フィッシュマン『中国がアメリカを超える日』(ランダムハウス講談社)などがある。
はじめに──幸せはどこにあるのか
第1章 競争
二つの河川
宦官とユニコーン
香料合戦
二流の王国
第2章 科学
包囲
顕微鏡図鑑
オスマンとフリッツ
オスマン帝国再建計画
イスタンブールからエルサレムへ
第3章 所有権
新世界
自由の地
南北アメリカの革命
ガラ人の運命
第4章 医学
バークの予言
戦闘力
一九世紀版「国境なき医師団」
シャーク島のしゃれこうべ
黒い恥辱
第5章 消費
消費社会の誕生
西洋に向かって
富へのラグタイム
ジーンズの精霊
パジャマとスカーフ
第6章 労働
労働倫理とことばの倫理
ワクワクしようぜ
中国のエルサレム
信仰のない国
最後の審判?
結論──ライバル同士
訳者あとがき
参考文献
●著者紹介
ニーアル・ファーガソン(Niall Ferguson)
ハーヴァード大学の歴史学部およびビジネススクール教授。
1964年、イギリス・スコットランドのグラスゴーに生まれる。オックスフォード大学モードリン・カレッジを卒業。その後、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学などで教壇に立ち、2004年から現職。
金融史や帝国論などで卓越した研究業績をあげている。また、アメリカのイラク戦争や経済政策、さらに世界情勢をめぐって注目すべき発言を続け、多数の新聞・雑誌に論考を寄せている。
主著として『マネーの進化史』『憎悪の世紀──なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか』(ともに早川書房)、Colossus: the Rise and Fall of the American Empire(Penguin Books)などがある。
●訳者紹介
仙名紀(せんなおさむ)
翻訳家。1936年、東京に生まれる。上智大学文学部新聞学科を卒業。朝日新聞社で主に雑誌編集を手がけ、1996年に定年退職。
主な訳書として、ファーガソン『マネーの進化史』『憎悪の世紀』(ともに早川書房)、ブランド『地球の論点』(英治出版)、フィッシュマン『中国がアメリカを超える日』(ランダムハウス講談社)などがある。