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シティズンシップ教育と教師のポジショナリティ

家庭科・生活指導実践に着目して

シティズンシップ教育と教師のポジショナリティ

教師の立ち位置に着目して学校における授業や生活指導の場面を分析し,シティズンシップ教育への接近方法とその構図を明らかにする。

著者、編者、訳者など 望月一枝
ジャンル 教育・心理
ISBN 978-4-326-25077-6
出版年月 2012年5月
判型・ページ数 A5判・288ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

若者が「市民」となる本質を獲得するため、教室内での対話を重視するディスコース論と、「コミュニティのなかの学校」を目指すことを論じるディビソンの学校論を検討しつつ、日本における小・中・高の家庭科授業や、学校外活動、生活指導実践を参与観察により分析する。シティズンシップ教育の理論と学校現場での実践をつなぐ一冊。

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目次

はしがき

第1章 シティズンシップ教育と教師のポジショナリティ
 第1節 シティズンシップ教育への着目
 第2節 「公」と「私」の境界を疑うシティズンシップ概念
 第3節 教師への存在論的接近──教師のポジショナリティ
 第4節 シティズンシップ教育の教師役割と実践構図

第2章 シティズンシップ教育の理論的枠組み
 第1節 学校の内と外という問題──ベントリーとディビソンのシティズンシップ論
 第2節 ディビソンのディスコース論──ディスコースを学ぶ社会的な舞台としての教室
 第3節 学校の外とソーシャル・リテラシー──ディビソンの学校論

第3章 学校の内側で実践されるシティズンシップ教育
 第1節 私的で個人的な生活を問いあう──小学生を対象とする食教育実践
 第2節 他者の行動を読み解くディスコース──中学生を対象とする保育の授業実践
 第3節 政治的判断力を育むディスコース──高校生を対象とする家族の授業実践
 第4節 本章のまとめ──ディスコースを学ぶ社会的な舞台としての教室

第4章 学校の外で実践されるシティズンシップ教育
 第1節 高校生のまちづくり実践
 第2節 地域市民としての高校生と教師
 第3節 本章のまとめ──評価権を持たない教師として

第5章 学校の内と外をつなぐシティズンシップ教育
 第1節 文化活動における二重構造
 第2節 生徒会活動と文化祭
 第3節 学年実践と文化祭
 第4節 ホームルーム実践と英語劇の授業実践
 第5節 本章のまとめ──学校カリキュラム改革へ

終章 シティズンシップ教育と教師の役割
 第1節 本書で明らかになったこと
 第2節 シティズンシップ教育における教師のポジショナリティ


引用・参考文献
あとがき
人名索引

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