ラーニング・コモンズ
大学図書館の新しいかたち
学術情報流通環境下における現在の図書館では、とくに利用者に対する、資料提供以外のサービスが重要になってきている。その先駆である、北米を中心とした「ラーニング・コモンズ」「インフォメーション・コモンズ」の最新動向を捉えるとともに、日本の大学図書館についての独自調査も加えて現状を分析し、今後の大学図書館像を探る。
はじめに[土屋俊]
序章 ラーニング・コモンズ文献案内――翻訳論文のまえがきに代えて[加藤信哉・小山憲司]
はじめに
1.ラーニング・コモンズと高等教育
2.大学教育振興における図書館の役割
3.コモンズのイメージの二面性
4.なぜ今本書が必要か?
5.ラーニング・コモンズ関連主要図書の紹介
6.収録論文の紹介
7.おわりに――残された課題
1章 米国の大学図書館――今日のラーニング・コモンズ・モデル[スーザン・マクマレン]
1.計画
2.構成要素
2章 インフォメーション・コモンズ:未来の大学図書館[ローリー・A・マクウィニー]
1.場としての図書館
2.図書館に対する新しい要求
3.インフォメーション・コモンズ
4.理論から実践へ
5.ミッション宣言とビジョン宣言
6.計画報告と提案
7.資金
8.統計
9.評価
10.正しいバランスを見つけること
11.将来
3章 ラーニング・コモンズの進化する風景[レジーナ・L・ロバーツ]
1.ラーニング・コモンズのビジョン
2.コミュニティのセンターとしての図書館
3.「インフォメーション・コモンズ」対「ラーニング・コモンズ」
4.連携と計画
5.ラーニング・コモンズにおける利用者行動
6.ラーニング・コモンズにおける図書館員の役割
7.むすび
4章 インフォメーション・コモンズあるいはラーニング・コモンズ――私たちはどちらを持つのか?[スコット・ベネット]
5章 新しいモデルへの進化――インフォメーション・コモンズ[メアリー・E・スペンサー]
1.はじめに
2.私達はいかにして到達したか?振り返ってみる
3.インフォメーション・コモンズの到来
4.成功を足がかりとする:次は何だ?
6章 図書館文化と新世紀世代の価値との断絶――図書館は次世代の学生にとって適切であり続けるために,方針とテクノロジーの両面で変革を検討すべきである[ロバート・H・マクドナルド,チャック・トーマス]
1.図書館文化
2.テクノロジーの断絶
3.方針の断絶
4.機会の断絶
5.むすび
6.謝辞
7章 高等教育における学習スペースの設計に当たって最初に問うべき質問[スコット・ベネット]
1.はじめに
2.6つの最初の質問
3.第2の質問
4.第1の質問への回答
8章 インフォメーション・コモンズを学習に結び付ける[ジョアン・K・リッピンコット]
1.インフォメーション・コモンズの特性を明らかにする
2.インフォメーション・コモンズを学習と結び付ける
3.教室
4.インフォメーション・コモンズの開発
5.結論
9章 コモンズ環境におけるレファレンス・サービス[ダイアン・ダリス,キャロリン・ウォルターズ]
1.はじめに
2.背景
3.インフォメーション・コモンズの設計の開始
4.リソース
5.パートナーシップ
6.統合サービスポイント
7.教育とワークショップ
8.コモンズ環境におけるレファレンス・サービス
9.「コモンズ」というもの:単なる大きなコンピュータ・ラボなのか
10.ICを超えて
11.次のステップ
10章 ラーニング・コモンズに共通するものは何か? この変化する環境でレファレンス・デスクを見ると[ティム・ダニエルズ,キャロライン・C・バラット]
1.背景
2.方法論
3.結果
4.担当者のデスクへの配置
5.成功と課題
6.不安
7.むすび
終章 国内の大学図書館におけるラーニング・コモンズの現状――アンケート調査を中心に[小山憲司]
はじめに
1.調査概要
2.調査結果
3.まとめ
調査結果表
用語解説[國本千裕]
ラーニング・コモンズを超えて――あとがきに代わる,日本の大学図書館への問いかけと期待[竹内比呂也]
索引
序章 ラーニング・コモンズ文献案内――翻訳論文のまえがきに代えて[加藤信哉・小山憲司]
はじめに
1.ラーニング・コモンズと高等教育
2.大学教育振興における図書館の役割
3.コモンズのイメージの二面性
4.なぜ今本書が必要か?
5.ラーニング・コモンズ関連主要図書の紹介
6.収録論文の紹介
7.おわりに――残された課題
1章 米国の大学図書館――今日のラーニング・コモンズ・モデル[スーザン・マクマレン]
1.計画
2.構成要素
2章 インフォメーション・コモンズ:未来の大学図書館[ローリー・A・マクウィニー]
1.場としての図書館
2.図書館に対する新しい要求
3.インフォメーション・コモンズ
4.理論から実践へ
5.ミッション宣言とビジョン宣言
6.計画報告と提案
7.資金
8.統計
9.評価
10.正しいバランスを見つけること
11.将来
3章 ラーニング・コモンズの進化する風景[レジーナ・L・ロバーツ]
1.ラーニング・コモンズのビジョン
2.コミュニティのセンターとしての図書館
3.「インフォメーション・コモンズ」対「ラーニング・コモンズ」
4.連携と計画
5.ラーニング・コモンズにおける利用者行動
6.ラーニング・コモンズにおける図書館員の役割
7.むすび
4章 インフォメーション・コモンズあるいはラーニング・コモンズ――私たちはどちらを持つのか?[スコット・ベネット]
5章 新しいモデルへの進化――インフォメーション・コモンズ[メアリー・E・スペンサー]
1.はじめに
2.私達はいかにして到達したか?振り返ってみる
3.インフォメーション・コモンズの到来
4.成功を足がかりとする:次は何だ?
6章 図書館文化と新世紀世代の価値との断絶――図書館は次世代の学生にとって適切であり続けるために,方針とテクノロジーの両面で変革を検討すべきである[ロバート・H・マクドナルド,チャック・トーマス]
1.図書館文化
2.テクノロジーの断絶
3.方針の断絶
4.機会の断絶
5.むすび
6.謝辞
7章 高等教育における学習スペースの設計に当たって最初に問うべき質問[スコット・ベネット]
1.はじめに
2.6つの最初の質問
3.第2の質問
4.第1の質問への回答
8章 インフォメーション・コモンズを学習に結び付ける[ジョアン・K・リッピンコット]
1.インフォメーション・コモンズの特性を明らかにする
2.インフォメーション・コモンズを学習と結び付ける
3.教室
4.インフォメーション・コモンズの開発
5.結論
9章 コモンズ環境におけるレファレンス・サービス[ダイアン・ダリス,キャロリン・ウォルターズ]
1.はじめに
2.背景
3.インフォメーション・コモンズの設計の開始
4.リソース
5.パートナーシップ
6.統合サービスポイント
7.教育とワークショップ
8.コモンズ環境におけるレファレンス・サービス
9.「コモンズ」というもの:単なる大きなコンピュータ・ラボなのか
10.ICを超えて
11.次のステップ
10章 ラーニング・コモンズに共通するものは何か? この変化する環境でレファレンス・デスクを見ると[ティム・ダニエルズ,キャロライン・C・バラット]
1.背景
2.方法論
3.結果
4.担当者のデスクへの配置
5.成功と課題
6.不安
7.むすび
終章 国内の大学図書館におけるラーニング・コモンズの現状――アンケート調査を中心に[小山憲司]
はじめに
1.調査概要
2.調査結果
3.まとめ
調査結果表
用語解説[國本千裕]
ラーニング・コモンズを超えて――あとがきに代わる,日本の大学図書館への問いかけと期待[竹内比呂也]
索引
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